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ソロキャンプが素敵すぎて,もう二度と行かない

先日行ったソロキャンプが素敵すぎて,

私はもう二度と行かないと決めました。

 

 

FURUSHO@広報です。

新しいもの好きで,

色々なことに挑戦してみたい私ですが,

「テント泊」

の経験が,これまで一切ありません。

昨今のキャンプブームに便乗してキャンプを始めようと思ったことは度々でしたが,

実行に移せずじまいだったのです。

 

そんなある日,会社でちょっとしたストレスを感じたときに,

ふと,

「ソロキャンプ」

をしてみようと思い立ちました。

 

あらゆるわだかまりや人間関係,

業務,家庭(独身ですが),日常,

新型コロナウイルス,

これら全てを記憶の隅に押し込み,

悠々自適に,

何者にもとらわれず,

社会と乖離した空間でゆったりとした時間を過ごす。

 

このソロキャンプこそが私の人生を豊かで平穏なものにすると

そう確信した私は,

なんの知識もないまま,衝動的に中古のテントを購入,

人生初のキャンプにのぞむのでした。

 

 

そしてキャンプ当日。

土曜日とはいえ仕事がありましたので,退勤後の18時過ぎからテントを立て始めるつもりでした。

職場でそれを話したら,先輩方から厳しいご指導が。

 

「ひとりでツールームテント!?

 それも立てたことない初めてのテントで?

 そんなのテント立てるだけで2時間くらいかかって

 それだけでもうキャンプ終わってまうぞ」

 

「テントは明るいうちに立てるのが常識やろ」

 

「どうかしてるで」

 

「ほないこか」

 

 

なんと,昼休みのたったの1時間を使って,

はるばるキャンプ場まで足を運び,

テントを立てるのを手伝ってくださると言うのです。

お昼も食べずに汗をダラダラ流しながら

先輩方の午後の仕事を心配しながらも

昼休み中に無事完成!!

Hさん,Oさん,Rさん,

ありがとうございます・・・!

 

 

さて,そしてその日の業務を終え,

再度キャンプ場へ向かった私は,

テントも一人じゃ立てきらんだけじゃなく,

虫ごときにもビビりまくりなので

対策グッズを買い込みました

(これもたくさんの方からアドバイスいただきました)

 

 

キャンプ場に到達したら,なぜかどっと疲れがきました。

しかし,心優しい社長とMさんが貸してくださった

銀マットと寝袋のおかげで,テント内で快適に腰を下ろすことができました。

 

 

もう日も落ち始めていたので,夕食の準備。

これまた社長提供の 燻製機 を使って,燻製づくりです。

パチパチとチップの弾ける音,

暗がりに広がる一面の緑,

森の匂いと燻製の香り,そして蚊取り線香の匂いが重なり,

五感に訴えかける「非日常感」。

最高です。

(火まわりは全て社長からお借りしたので

  煙のうしろに常に社長の顔が浮かんでいましたが・・・)

 

 

 

燻製をアテにお酒が進むと,だんだん寂しくなってくるものです。

火でも眺めようと,

当社のオリジナル商品(試作ですが)の火台を取り出しました。

MIKIO    ASUKA

は私がいつもお世話になっている同僚です。

ソロキャンプと言いながら,

MIKIOASUKAと一緒に焚き火を眺める心持ちです。

火を眺めているとますます寂しくなり,

ふとスマホに目をやると,

直属の上司H係長からLINEが。

 

「楽しんでるぅ~?」

 

 

そのメッセージに安心した私は

いつもより早めに明かりを消し,

わずかに星空を眺めたのちに,眠りについたのでした。

 

 

そして翌朝,先輩方が30分ちょっとで立てたテントを畳むのに

私は2時間かかりました。

 

初のソロキャンプを

上記の様々な理由で「セミソロキャンプ」として終えた私は

「ひとりの楽しさ」ではなく「周囲への感謝」に気付き,

そして誓ったのでした。

 

 

 

もう,ソロキャンプは行かない。

 

「みんなで」行きたいので。

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