巾木の曲げ加工(一体化)


今回は業界の方でないとわからない、ちょっとマニアックな話です(笑)
建物が建つと巾木というものを取り付けます。
大体、最後の最後の施工となりますし、予算もほとんどない(笑)ことが大半です。
ですので、どこのお客様も
「棒曲げでいいよ~、コーナーで溶接するから」
とおっしゃいますが、今回は珍しく一枚モノでの加工をリクエストされました。
ちなみに基本断面はこんな感じです。
こういう形なので、出隅コーナーであれば、どこの会社もこんな感じで一枚モノで加工します。
しかし今回は、入隅コーナーも一枚モノでの加工をご所望です。
紙で折ってみるとわかりますが、普通に加工すると物理的にコーナー部に隙間が空きますが、
今回はリクエスト応えるべく、手間暇かけて出隅・入隅共に隙間が空かないように
加工しております。
正直、当社の加工の手間は2倍ぐらいかかりますし、嵩張るので配達業務も大変です(汗)
弊社社長からは、
「通常通り、分割で提案したら?」
と言われましたが、
お客様のご要望でしたので、独断でお応えしました(笑)。
皆様におかれましても、
「こんなのできる?」
がございましたら、弊社営業部にお気軽にお声かけ下さいませ!