連日蒸し暑い日が続いております(汗)
天気予報を見ていると、今週はずっとこんな天候が続きそうですね。
気温より湿度が高い方が体感的に不快指数が高くなりますね。
雨も降るなら降るで、今日のように思い切り降ってもらった方が快適なんですけどね・・・
そんな蒸し暑さの中、工場内をのぞいてみると久しぶりにこんな製品がありました。
グニャグニャに見えますが、これは仕方ないんですよ。
この材料は持つだけでグニャ~っと曲がりますから(笑)
人力でこんなふうに丸められるぐらい柔らかいです。
こちらは 鉛 の2ミリを切断・曲げ加工したものになります。
切断はカッターを使って行い、曲げ加工はプレス機で行います。
穴あけやレーザー加工はできません・・・というかやりません(笑)
年に1回ご注文いただくかどうか?ですので、
初めて見た!
という中途&新卒の社員が毎年おります。
これらはそのまま使うのではなく、別途ご注文いただいている曲げ加工品に裏地として入れます。
用途としては病院のレントゲン室の壁や扉、サッシ枠等ですね。
学生時代に習ったとおり、鉛は
X線を吸収し、その進路をブロックする能力が非常に高い
とされています。
レントゲン撮影の経験がある方なら、重いジャケットのようなもの(防護エプロン)
を着せられたことがあると思います。
あれにも鉛が仕込んであります。
病院のスタッフや患者さんを守るための対応ですね。
曲加工品の裏に入れるので切板の状態でもよい気もします(笑)が、
弊社のお客様はその本体側の形状にあわせて曲げるようにご注文(指示)いただきます。
弊社では鉄・ステンレス・アルミをメインに、真鍮や銅、チタンも加工しておりますが、
それ以上に取り扱う頻度が低い、鉛の加工の紹介でした。積極的に営業はしませんけどね(笑)
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