リョーユウ工業株式会社
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エイジフレンドリーとデジタル化と時代変化

社長の日常

弊社では、今年還暦を迎える社員が三人おります。

だから・・・ではないですが、昨年からエイジフレンドリーな職場環境を作ろう・・・

と社員に促しております。

 

その甲斐あって?か、先日社員が自発的にこんなの作ってくれました。

工場から喫煙所に移動する際に使用するドアと地面との段差を埋める階段です。

段差が30センチ弱あったのですが、そこを二段階で降りれるようになりました。

この部分は傾斜がついていることもあり、今年雪が降った際はスキーができそうな感じ(汗)でしたから、

安全面としては良くなりました。

 

しかし、色を黒に塗っちゃったのでドアを開けた瞬間の落とし穴感もあり(笑)、

さらに雨や雪で滑るのでは?という意見を元に、すぐに縞板でカバーをつけました。

おかげで質感もグッとアップしました!

こういう対策はスピード感が大事ですから、社員の自主性に大満足です。

 

先日もちょっと書きましたが、別の委員会では、zoomの活用方法と社内チャットの活用方法に対して

新たな提言もありました。

50歳オーバーの方も、食い入るようにzoomの画面を見ながら使い方を学んでおります。

 

さらに別日には、Googleのサービスの活用方法についても社内勉強会を開いておりました。

定時後の勉強会でしたが、これには各部門長や各委員会のリーダーが自主的に参加しておりました。

 

デジタルの活用においては、まだまだベテランを中心に拒絶反応というか苦手意識も否めませんし、

私も詳しくはない(汗)社内のルール(セキュリティや管理も含めて)も出来上がっておりません。

本格的に活用するには、まだまだ超えなきゃいけないハードルがいくつもあります。

 

一方で、弊社におります(年齢的に)超先輩に話を伺うと、こんなことを申しておりました。

 

この業界で働きだした頃はCADはもちろんFAXさえなかった。

自分が勤めていた会社が先行してFAX導入に踏み切ったが、

「取引先の会社が持ってないのに、そんなの導入してどうするの?」

と笑い飛ばされました。

 

それが今ではFAXなんて当たり前で、むしろ古いものになりつつあり、

やり取りの主流はメールやクラウドに変わっているわけですから、

そういう時代変化についていくためにも、新しい技術には絶えずアンテナを張って

触れておかなければ、時代に取り残されると思います。

 

ちょっと話がそれますが、個人的にショッキングなネタだったのでご紹介します。

こういうのに該当する年齢になった(汗)からではありませんが、言い方が悪いけど、

これって正に時代変化についていけない人を排除する動きだと思うんです。

 

デジタル化については「苦手だから勉強しない」じゃなく、勉強して知識を得て「手段」の

選択肢を増やしておくこと、さらにそれを「使える」ようになって、「使って」みて、

デジタルとアナログのメリット・デメリットを理解した上で、使い分けられるようになる

ことが大事という方針で進めております。

私たちは開発者ではないので、デジタル化することが重要ではなく、

デジタル化したものを使えることが大事といってもいいかもしれません。

 

ですので、今はちょっとずつでもいいから、全社員がデジタルに触れる機会を増やす

ことで、苦手意識を無くしたり、利便性を感じてもらうことを優先しております。

 

当社の事業規模では、デジタル・web関連の専任部門を設けるのは、現時点では金銭的に難しいです。

ですが、「近い将来には必要になる」と考えておりますし、それに向けて準備も進めております。

 

規模の大きいデジタル化は、そのときまでお預け(笑)

今は一般的なサービスに触れて、社員のデジタルへの抵抗感を無くし、「便利だね」を

感じてもらえることに取り組みます。

 

かくいう私は、時計も車もアナログが大好きです(爆)

 

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