リョーユウ工業株式会社
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オプトアウト その2

社長の日常

前回の続きです。

「とりあえずやってみよう」を増やしたのはいいんですが、

それを自分の都合のいいように解釈して、やらかした叱られた社員もおりました(笑)

まぁそれはオプトイン/オプトアウトというレベルの話ではなく、

「社会人(大人)としてどうなのそれ?」

だったので、叱られて当然かな・・・と(呆)

一方、新しい加工方法を考えている社員も数名おりました。

私は画期的だと感じていたのですが、なかなか実行されません。

「なんでかなぁ~」と思い、その社員たちに聞いてみると

「失敗したとき、不適合報告書を書かないといけないから」

という返事が返ってきました(汗)

「なんじゃそりゃ?」

よくよく確認すると、

「これは決まったやり方があるから・・・」

「新しいやり方を試してもいいけど、ミスはミスだから失敗したら不適合報告書を提出して」

という指示が上司から出ていたのだとか・・・

これが何も知らないド新人への指示ならともかく、

10年近く当社で仕事している社員への指示でしたからね。

当然上長に対して指導しましたが、かなりガッカリしましたね(涙)

そんなこともあって、それまでやってたISOの認証も取り消しました

ISOに新しいことに挑戦しちゃダメ、

失敗しちゃダメなんてルールはありませんが、

全く見当違いの解釈をする社員への対策のために認証を取り消しました。

それでもなかなか改革は進まないので、今度は実務とは関係の無い委員会(活動)を立ち上げ、

失敗してもOK。やったことの無い新しいことに挑戦することが正

とする場を設けました。

これで少~し進みだしましたけど、できない言い訳/やらない言い訳

をする人がまだまだいるのが現状です(涙)

こういうときにパレートの法則とはよく言ったものだ・・・と感じますね(汗)

経営者に限らず管理者たる者は、この統計学的な経験則?を知らないと、

部下が思い通りに動いてくれないことにイライラするかもしれませんね。

それでもやりようはいくつもあると思いますし、私自身も手を変え品を変え

いろんなアプローチを考えながら挑戦しております(笑)

とりあえず現在着手しているのは、

物事への考え方情報収集の仕方

教育することですね。

時間はかなりかかりますが、任期の無いオーナー社長だから

できることだと思いますし、その特権をフルに使っている次第です。

話がかなり反れてしまいましたね(汗)

私が社会人になってもうすぐ30年が経過しますが、その間のIT関連技術の進歩は著しく、

この業界の仕事のやり方も結構変わりました。

当時は会社にパソコンは1台しかありませんでしたが、今は一人一台&ツインモニターですからね(汗)

そういう時代変化に、なんだかんだで対応できたからこそ今も会社が存続しています。

それに対応しようと頑張ってくれた先輩社員の努力と、

アドバイスをくださった協力会社の皆さんの協力にも感謝です。

今後も新しい技術への情報収集を疎かにせず、とりあえずやってみようの精神で、

あれやこれやと挑戦していきます!

ということで、来週は情報収集に行ってきます!

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