リョーユウ工業株式会社
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LASERレーザー加工

レーザー加工とは、高エネルギー密度のレーザー光線を素材となる金属に対して照射することで、素材表面の温度を上昇させ、対象物を溶かしたり、蒸発させて切断や穴あけなどの加工を行う加工技術の1つです。
仕組みとしては、装置のレーザーの発振器にてレーザー光を発生させ、反射ミラーなどで伝送した光を集光レンズで収束し、レーザーヘッドから出る光を材料に向け照射します。
手作業の加工に比べて、機械制御が可能な加工機を使えば、加工する商品や材料の加工を大量で均一、スピーディーに処理でき、複雑な加工も簡単に施すことが可能です。
レーザー加工はプレス加工等の金属加工に必要な金型と呼ばれる加工時の元の型を用意せずに、プログラム制御によって実施するケースが多いため、作業途中でのメンテナンスが不要になる点も手間が省けることに繋がります。一方で、大量生産等の作業速度が必要な場合についてはプレス加工の方法が適しています。

加工の種類

#01

レーザー除去加工

レーザー加工機によるレーザー光の照射によって、素材となる材料の表面温度を沸点まで上昇させ、融解・蒸発が起きる状態にします。その後、処理を行いたい内容に合わせ、レーザー光を照射しその熱で溶かしたり、吹き飛ばしたり、高いエネルギーを短時間で与えることによって物質を蒸散させ、素材となる材料を切断したり、穴をあけたり、文字を書いたりする加工を施すことが可能です。

#02

レーザー接合加工

レーザーで加熱をすることにより金属や樹脂を溶かし接合する技法です。一般的に使用される金属や樹脂の接合に使用でき、重ね溶接や突き合わせ溶接などの工法に対応しています。
レーザー接合装置はレーザー光により金属の溶接、はんだ付け、樹脂の溶着などを行うものです。レーザー光の特徴として、電球の光のように散乱すること無く、光の方向が平行で同じ方向を向いているのでエネルギー密度が高いのが特長です。更にレンズにより平行光を一点に絞ることにより高エネルギーを得ることができます。このエネルギーを利用して接合を行います。

#03

レーザー改質加工

レーザーで材料の表面を加熱冷却することで表面の組成を変えたり、全体的に削ったり堆積させたりすることにより材料表面の状態を変化させる工法です。

#04

レーザー変形加工

レーザーにより材料に熱を加え変形させる技法でレーザーフォーミングと呼ばれます。材料の一部に局所的な熱を加えると収縮したり反ったりしますがそれを上手くコントロールすることにより形を作ります。

加工に用いる設備例

ML3015HV(三菱)

三菱レーザー4kw (パレットチェンジャー、ストッカー付)

ACIES2515B(アマダ)

レーザー複合機(ACIES)2kw

EML3610NT(アマダ)

レーザー複合機(EML)2kw リア置きサイクルローダー

対応する加工素材

加工実績

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